今回は、シソの実の塩漬けのトピックです。
家庭菜園の方々にはお馴染みのシソ。植えてなくとも畑に勝手に生えてくる便利な香味野菜です。
でも、全国的には「シソ」ではなく「大葉」という呼び方が一般的なのかな?
スーパーでは「大葉」で売られてるみたいですが、ここでは「シソ」に統一します。
同じものを指すみたいだし、地元ではみんな昔からそう呼んできたしね。
さて、シソの木からシソの穂をがんばって摘んできました。
この程度の量のシソの穂の摘み取り作業自体は10分かからないくらいかな。
シソの穂が沢山採れるのは、私の住む地方では9月末から10月上旬くらい。
この記事を書いた時は、シソの穂の最盛期の直前でした。
シソの穂最盛期の場合、濡れ手に粟状態でもっと短時間でモリモリ採れると思います。
この時点で、重さを測ってみました。
ビニール袋の重さを加味すると、だいたい50gといったところです。
一旦、シソの実を水道でザっと流してゴミや汚れ、土などを取り除きます。
それから、いよいよシソの実むしりの開始です。
シソの実をひたすら無心になってむしります。
親指の爪をつかって、先端から軸方向反対側に指を動かしていくとうまくいくような感じです。
とりあえず、ひたすらひたすらむしっていく作業です。
実の中に穂先の軸が残っても気にしません。大丈夫です。食べられます。
ちなみに、シソの実をむしったあとは、もれなく爪と指の隙間のところが黒くなります。
この黒い部分、においをかいでみると確かにシソの香りがします。
消えるのに二日くらいかかった気がします。
なので、気になる方は薄手のビニール等の手袋をして作業をすると良いかと思います。
さて、頑張ってシソの実をむしっていくと、どのくらいの重量になるのでしょうか。
シソの穂が約50gだったことを考えると、半分以下になった模様です。
まぁちょっと残念ではありますが、そこは家庭菜園の料理。
こういうことも含めて家庭菜園の楽しさです。大らかな気持ちで収穫物に向き合いましょう。
さて、むしったシソの実を軽く洗います。
ボールに水を張って、シソの実を入れてジャブジャブする程度で良いと思います。
気になる方は、ザルに入れて念入りに洗うと良いでしょう。
シソ以外のゴミ等を見つけたらがあれば、この時に取り除いておきましょう。
実際に口に入れるものですので、ここはちょっとだけ念入りに見ました。
さて、ここからシソの実を茹でます。
この時にはお湯約1リットルにシソの実を入れ、30秒~1分程度。
ホント、サッと鍋に入れてサッと茹でてという感じです。
グツグツ煮込むと香りが飛びそうなので、手早く行いました。
シソの実をザルにとり、キッチンペーパーでしっかりと水気を切ります。
出来たのが、こんな感じ。
見た目はいまいちですが、とりあえず先に進みます。
これをジップロックに入れて、中に塩を入れます。
何グラムとかいうのではなく、感覚的に塩辛くならないであろう程度の塩を加えました。
塩辛くした方が日持ちはするのでしょうが、どの道2~3日で消費するつもりなので気持ち控えめな塩加減でやってみました。
そのまま冷蔵庫で寝かせること一日。
ようやく完成しました(^^
出来上がりの一部を小皿に盛るとこんな感じ(上の写真)です。
当然ではありますが、仄かにシソの香りが漂います。
生の時よりも香りはだいぶ落ち着いてきた感じです。
さて、実食。
シンプルにご飯の上にチョコンと乗せてみました。
頂いた感じですが、例えて言えば「ゆかり」みたいな感じです。
あれを生っぽくしたような食感です(当たり前ですが・・・)。
実際問題、シソの香りを頂きたいのであれば手間やらなにやらを考えると「ゆかり」を買って振りかけた方が早い気がします。
でも、そういうコストパフォーマンス云々を考えないのが家庭菜園の料理であり醍醐味だと思います。
皆様も一度ご挑戦・ご賞味あれ!。
さて、シソの実塩漬けに関して来年に実験してみたいことは・・・
- 冷蔵庫で冷やさないでも食べられるのか
- 何日くらい日持ちするのか
- 茹でないで食べるとどんな感じなのか
今年は時間の都合でできませんでしたが、来年はこんなことをやってみたいと思います。
今から楽しみです。
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